←to top 引っこ抜き可。順番・人称・口調・句読点などの変更も可。 世界と私5題 01.世界は私を愛してる 02.世界は私に嫉妬する 03.世界は私に跪く (ひざまずく) 04.世界は私に夢を託す 05.世界は私と生きてゆく ←to top 引っこ抜き可。順番・人称・口調・句読点などの変更も可。 鎮魂歌を歌う姫10題 01.嗚呼、やがて散り逝くあなたへ贈る鎮魂歌は小さく震えるこの唇からしか得られることはないのか 02.消え逝く命を数多見てきた少女はもう脅えることはしない、それさえも示された事実 03.姫を守る騎士はやがて血に濡れて倒れて逝くのでしょうか、姫は何一つ破壊を望んでなどおらぬのに 04.白い花を赤く染めたいと願ったのは姫ではなく姫たる血 05.知り得ることが出来たなら彼女は間違いなく選んだでしょう、その血を絶やすことを 06.しかし彼女は気づくことはおろか憂えることすら出来ないのです、哀しみとは何、哀しみとは 07.そしてまた彼女は歌うのです散って逝った彼等に贈る歌を 08.「これは魂(たま)鎮めの歌?」訊いた少女は歌う姫 09.騎士を失くし父王を失くし兄弟を失くし、、歌えなくなった少女はガラクタ扱い 10.最後の鎮魂歌はあなたに ←to top 引っこ抜き可。順番・人称・口調・句読点などの変更も可。 否定的な四季4題 春は嫌い。だって『出会い』も『別れ』も欲しくないもの。 夏は厭わしい。だって光り輝く世界になんの執着も持てないもの。 秋はいらない。だって眠る支度なんかいらないもの。 冬は怖い。だって真っ白な闇が迫ってくるだけだもの。 |